青春カバーソング フォーク編~彼女が彼を歌ったら~

高田みづえ 青春カバーソング フォーク編~彼女が彼を歌ったら~歌詞
1.ひとり咲き

寺島まゆみ
作詞:飛鳥涼
作曲:飛鳥涼

とぎれとぎれの 話はやめてよ
あんたの心に しがみついたままの
終わりじゃしょうがない
あたいは恋花 散ればいいのよ
あたいはあんたに 夢中だった
心からあんたにほれていた

燃えつきてしまった恋花は静かに
別れ唄歌うの 疲れたまんまで
二人で心あわせたけれど
大きな夢を 咲かせすぎた
燃えて散るのが花 夢で咲くのが恋
ひとり咲き

あたい恋花 実は結べないわ
あたい恋花 枯れてもまた咲くだけ
あんたと心重ねたけれど
ずれてゆく ずれてゆく こわれてゆく

燃えつきてしまった恋花は静かに
別れ唄歌うの 疲れたまんまで
二人で心あわせたけれど
大きな夢を 咲かせすぎた
燃えて散るのが花 夢で咲くのが恋
ひとり咲き

燃えて散るのが花 夢で咲くのが恋
燃えて散るのが花 夢で咲くのが恋
ひとり咲き


2.22才の別れ

作詞:伊勢正三
作曲:伊勢正三

あなたに「さようなら」って言えるのは
きょうだけ
明日になって またあなたの
暖かい手に触れたら
きっと言えなくなってしまう
そんな気がして
わたしには鏡に映った
あなたの姿を見つけられずに
わたしの目の前にあった
幸せにすがりついてしまった

わたしの誕生日に22本の
ローソクをたて
ひとつひとつがみんな君の
人生だねって言って
17本目からは一緒に火をつけたのが
きのうのことのように
今はただ五年の月日が
ながすぎた春といえるだけです
あなたの知らないところへ
嫁いでゆくわたしにとって
ウウウーウウウウウ…

ひとつだけこんなわたしの
わがままきいてくれるなら
あなたはあなたのままで
変らずにいてくださいそのままで


3.神田川


4.春雨

村越裕子
作詞:村下孝蔵
作曲:村下孝蔵

心を編んだセーター 渡す事もできず
一人 部屋で 解(ほど)く糸に想い出を辿りながら
あの人が好きだった 悲しい恋の歌
いつも 一人 聞いた 古いレコードに傷をつけた
くり返す声が 今も谺(こだま)のように
心の中で 廻り続ける
電話の度に サヨナラ 言ったのに
どうして最後は黙っていたの 悲しすぎるわ

あの人を変えた都会(まち) すべて憎みたいわ
灯り消して壁にもたれ 木枯しは愛を枯らす
せめてもう少しだけ 知らずにいたかった
春の雨に 頬を濡らし 涙を隠したいから
遠く離れた事が いけなかったの
それとも 夢が 私を捨てたの
もう誰も 私 見ないでほしい
二度と会わないわ いつかこの街に帰って来ても
電話の度に サヨナラ 言ったのに
どうして最後は黙っていたの 悲しすぎるわ


5.心もよう

八代亜紀
作詞:井上陽水
作曲:井上陽水

さみしさのつれづれに
手紙をしたためています あなたに
黒いインクがきれいでしょう
青いびんせんが悲しいでしょう

あなたの笑顔(わらいがお)を
不思議なことに
今日は覚えていました
19になったお祝いに
作った歌も忘れたのに

さみしさだけを手紙につめて
ふるさとにすむあなたに送る
あなたにとって見飽きた文字が
季節の中でうもれてしまう

遠くで暮す事が
二人に良くないのは
わかっていました
くもりガラスの外は雨
私の気持は書けません

さみしさだけを手紙につめて
ふるさとにすむあなたに送る
あなたにとって見飽きた文字が
季節の中でうもれてしまう

あざやか色の春はかげろう
まぶしい夏の光は強く秋風の後
雪が追いかけ季節はめぐり
あなたを変える Ah Ah……


6.恋


7.岬めぐり

作詞:山上路夫
作曲:山本厚太郎

あなたがいつか 話してくれた
岬をぼくは たずねて来た
ふたりで行くと 約束したが
今ではそれも かなわないこと
岬めぐりの バスは走る
窓にひろがる 青い海よ
悲しみ深く 胸に沈めたら
この旅終えて 街に帰ろう

幸せそうな 人々たちと
岬を回る ひとりでぼくは
くだける波の あのはげしさで
あなたをもっと 愛したかった
岬めぐりの バスは走る
ぼくはどうして 生きてゆこう
悲しみ深く 胸に沈めたら
この旅終えて 街に帰ろう

岬めぐりの バスは走る
窓にひろがる 青い海よ
悲しみ深く 胸に沈めたら
この旅終えて 街に帰ろう


8.君と歩いた青春


9.愛はかげろう


10.我が良き友よ


11.襟裳岬


12.精霊流し

作詞:さだまさし
作曲:さだまさし

去年のあなたの想い出が
テープレコーダーから
こぼれています
あなたのためにお友達も
集まってくれました

二人でこさえたおそろいの
浴衣も今夜は一人で着ます
線香花火が見えますか
空の上から

約束通りに あなたの愛した
レコードも一緒に流しましょう
そしてあなたの 舟のあとを
ついてゆきましょう

私の小さな弟が
何にも知らずに
はしゃぎまわって
精霊流しが華やかに
始まるのです

あの頃あなたがつま弾いた
ギターを私が奏いてみました
いつの間にさびついた糸で
くすり指を切りました

あなたの愛した母さんの
今夜の着物は浅黄色
わずかの間に年老いて
寂しそうです

約束通りに あなたの嫌いな
涙は見せずに過ごしましょう
そして黙って 舟のあとを
ついてゆきましょう

人ごみの中を縫う様に
静かに時間が通り過ぎます
あなたと私の人生を
かばうみたいに


13.少年時代


14.昴-すばる-


15.ジェラシー


16.酒と泪と男と女


17.乾杯


18.春夏秋冬